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雨水タンク第二弾
アトリエに屋根がかかったので二つ目の雨水タンクを取り付けました。
家に取り付けたタンクより一回り大きく3300リットルの容積があります。これで二つあわせて5400リットルになりました。これだけあれば我が家の菜園用には申し分ないはずです。 人件費節約のために相棒がフルタイムで大工仕事をしているとはいえ、アトリエ建設だけでけっこうなお金がかかっています。雨水タンク設置を先伸ばしすることも考えたのですが、いろんなものがすごい勢いで高くなっているのでがんばって先行投資することにしました。雨水タンクの値段はこの5年くらいで倍になっています。それにしても、金利8%のオーストラリアで、無利子でお金を貸してくれる義父母に恵まれて感謝。。。
ミニ・スウェイル?
我が家の裏庭は穴だらけ。アトリエ建築にあたって配水管のための深さ1メートルくらいの溝を掘っているからなのです。
誤って落ちないようによく通る場所を木箱でふさいであるので、毎回それをまたがなくてはいけなくてかなり不便。
雨が多くなって来たこの時期、夜のカタツムリ&ナメクジパトロールも欠かせませんので注意が必要です。
さて、うちの裏庭は家から裏隣にむかって勾配が下がっているのですが、畑の保水力アップのためにミニ・スウェイルを作りたいと思っていました。
「スウェイル」はパーマカルチャー用語で滞水溝とでも訳したら良いのでしょうか。斜面を下って流れる雨を少しでも土中に溜め込むことが出来るように等高線に沿って掘った溝渠(こうきょ)のことで、しばしば貯水池と組み合わせて導入されます。排水の方が大切な湿気の多い日本ではピンと来ないかも知れませんが、乾燥地ではなかなか重要。マルチで埋めたりして通路と兼用する場合もあります。
せっかく溝を掘るならミニ・スウェイルに出来るように等高線に沿う形で掘ってもらうことにしました。来年畑の土の状態に影響がでるかどうか楽しみです。
アトリエに屋根がかかったので、屋根の上から溝を撮ってもらいました。
クモの子
梨の枝の間にまるでタマラの毛玉のような煤けたかたまりを発見。
何かと思って近づいてみると体長1ミリくらいの小さなクモの子がひしめき合っていました。巣立ちの準備はできたかな?
水を得た金魚
池の睡蓮があまりにも増えて混みすぎたので少し処分することにしました。
金魚の通り道がなくなるほど窮屈になっていたのです。
睡蓮の入った鉢を池底から引揚げるにも鉢から四方にはみ出した太い根茎が重くて大変でした。腰を痛めないように気を遣いながら三鉢を池から出すと水面が随分すっきりしました。
金魚も悠々と泳げるようになりものすごいスピードでいったりきたりしています。ところでこのあいだ家に遊びに来た友人に「こんなに金魚いるの?気持ち悪いよー。どうにかしたらー?」と言われてしまいました。
数え切れませんが多分80匹は下らないでしょう。確かに多いですが気持ち悪いかな〜?
バイオダイナミック・ワークショップ
本日Diggers ClubのHeronswoodで開催されたバイオダイナミック・マスタークラスに義母を誘って参加して来ました。講師はBiodynamic Agriculture AustraliaのCEOであるHamish McKay氏。前半は屋内でバイオダイナミック農法に関する講義、後半は屋外に出てコンポストの作り方と調合材スプレーの施し方を指南してくれました。
私は2005年に別組織のBiodynamic Gardeners Association による似たような初心者フィールドワークに参加したことがありますが義母は初めての経験で、とても刺激を受けたようです。私もバイオダイナミック・カレンダーで今まで知らなかった記号の意味がわかるようになったり、新しい情報を仕入れることができて大満足。朝10時半から〜午後1時までのクラス参加費はモーニングティーと$26.40の緑のマニュアル冊子がついて$30と大変お得でした。しかもこのマニュアル、必要情報がすごくコンパクトにまとまっていていい感じです。ちなみにマニュアルの左にある角は、500番の調合材を作る時に使う乳牛の角です。
Diggersでは今回のカタログからBiodynamic Agriculture Australiaの調合材が買えるようになったのですが、これは私にとっては嬉しい驚きでした。というのも、別組織のBiodynamic Gardeners Associationでは初心者フィールドワークに参加して協会員になった人にしか調合材を販売しないし、入会申込時に「私は自分の畑でバイオダイナミック農法以外の農法は一切いたしません」という誓約をしなければならないからです。そのドグマ的な姿勢が肌に合わず、結局私はフィールドワーク参加後に入会しませんでした(だって気になるオーガニック農法はなんでも試したいですもん)。ところがBiodynamic Agriculture Australiaの方は、Diggers Club経由で誰もが気軽に調合材を買ってバイオダイナミック農法を試せるような措置をとったのですから、同じバイオダイナミック農法を振興する団体でもアプローチはだいぶ違うようです。
McKay氏はその辺の答えとなるようなことも講義の中で話していました。
「バイオダイナミック農法の敷居が高すぎて一般の人に普及が進まないという現実が存在する。まず興味のある人に実際に試してもらえなければ意味がない。厳格な規準を押し付けて一部の信奉者だけにアピールするのではなく、細かいことは気にせず一人でも多くの人に実践してもらい、すばらしい効果を実感して欲しい。」
この言葉にとても共感です。
また、同氏は現在オーストラリアで問題になっているGMカノーラの商業栽培解禁を念頭におき次のようなこともおっしゃっていました。
「私達はGM作物の反対運動にはかかわらない。そのような反対運動にエネルギーを費やすよりバイオダイナミック農法の普及に全力を尽くしたいからだ。
旱魃被害の著しいオーストラリアで、バイオダイナミック農家は慣行農法を行う一般農家が受けているような被害を免れている。皆がバイオダイナミック農法を実践してしっかりした土壌さえ作っていれば充分問題解決できるし、そもそもGM作物に頼る必要などないのだということを多くの人に知ってもらいたい。」
McKay氏のいうようにバイオダイナミック農法の敷居が低くなって多くの農家が取り組むようになって欲しいと思ったのでした。
ワークショップ終了後には調合材ミックスとフローフォームに関する本を買って帰ってきました。フローフォームとは自然水流発生装置のことで通気撹拌による水質浄化やバイオダイナミック調合材の混合に威力を発するもので、うちでもいつか作りたいなーと思っているものです。
今週末はDiggersの収穫祭にもあたり、庭園内には伝統品種のりんごの豊富なコレクションを誇っているペティーズ果樹園が出店して穫りたてのりんごや梨の試食販売をしており、とても有意義な一日となったのでした。
バイオダイナミック農法について知りたい方はこちらを参考にして下さい。
探検猫
大きな音が嫌いなタマラはアトリエの建築工事中は外に出てこないで家にこもっています。でも大工仕事が終わって静かになるとご覧の通り、新しい環境を隅々までチェックしています。
これは顔こするのにぴったりだにゃー
環境に優しいシロアリ対策
我が家の裏庭では大プロジェクトが進行しています。物置小屋兼カーポート(一番上の写真)を取り壊して相棒のアトリエ兼ガレージを建てているのです。
コンクリートの土台が出来たところでしなければならないのがシロアリ対策。
私: 「もしかして殺虫剤をまくってわけじゃないよね」
相棒:「そうだよ。しょうがないよ、市が義務づけてるんだから」
私: 「ええっ? 私のオーガニック・ガーデンはどうなるの? 無農薬のシロアリ対策はないの? 日本には確かあったはずだよ。青森ひばを使ったやつとかー。」
相棒:「だめだと思うよ。AS3600.1っていう規格を満たしている製品を使わないといけないんだから。」
そう言われてもどうしても納得できない私は、インターネットで調査を開始、規格を満たしている安全な製品を見つけました。Trithorという青いバリアシートです。このシートはシロアリの唾液に反応して初めて作用するようになっており、有毒物質が外に漏れないということです。
普通の製品に比べると多少割高ではありますが、野菜を作っている庭に有害なものを撒きちらしたくはありませんからね。
しかし、うちの相棒にはホント任せていられません・・・。この間も私の大嫌いなモンサントのラウンドアップをちゃっかり買って来るもんだから大げんか。
いったいどれほど口を酸っぱくしたらわかるんじゃー。油断もすきもありません。
日本で安全なシロアリ対策ができるところ
●武田コーポレーション、ノンケミカル施行
●(株)アムテック、アイビターン
カマキリ達のその後
今シーズンは我が庭生まれのカマキリ集団がけっこういたので成長をよく観察することが出来ました。はじめは兄弟達で固まってあちこち動き回っていたカマキリ達も時間が経つにつれ、それぞれの定位置をみつけて徐々に大きくなっていきました。
12月くらいに2センチくらいの大きさになったカマキリの幼虫はもう立派な狩人。イチゴの葉っぱについていた小さな青虫を近くにいたカマキリの幼虫の手前においてやると、しばらくして青虫の動きに反応しすばやく首根っこをつかんで捕獲しもぐもぐと食べてました。
1月には既にかなりの個体差が出て来て大きなものは既に4センチくらいになりました。エメラルド色のカマキリを発見してとてもきれいだなと思っていたら、近くに殻を発見し脱皮直後のカマキリだとわかりました。
茶色、薄茶色、緑、青緑、細いの、太いのと見つける場所により色や形も様々で大いに楽しませてもらいました。
今はもうすっかり成長して6センチくらいになっていますが、数も減って来ました。水の入ったバケツの底で白くなっていたり、野鳥に食べられているところを発見したり受難も少なくありません。でも必ず何匹かは生き残ってまた我が庭に産卵してくれることでしょう。
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