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種子に託す未来
今日26日、ノルウェーで「Svalbard Global Seed Vault(スバルバル世界種子貯蔵庫)」の運営が始まりました。気候変動や核戦争等による地球環境の大破壊に備えて重要な種子を保管するため、北極の永久凍土層に設けられた現代の「ノアの箱船」です。ここには450万種の種子を保存できるそうです。
参考記事はこちら
種子バンクというと、やはり世界初の種子バンクであり、レニングラード攻防戦から大切な種子を守り抜いたバビロフ研究所のことが真っ先に思い浮かびます。
900日に及ぶ兵糧攻めで60万人が餓死するほどの飢餓状態の中で、未来の子孫のために残すべき遺伝子を守り続けて餓死していった20人の種子バンク職員達・・・。
気候変動や人間活動などにより地球上の生物多様性は急速に減少しているということですが、大変な苦労をして守り抜かれて来た貴重な在来種子の遺伝子が後世にずっと引き継がれていって欲しいと思います。
マスカット収穫
今年は鳥に食べられないように新聞紙で傘をかけてみました。
水不足にもかかわらず去年よりも多くついて1株で10房くらいつきました。
地方再生物語
私が毎週楽しみにしていた日経ビジネスオンラインの「地方再生物語」が連載終了してしまいました。初回から見事にはまり、共感したり、勇気づけられたり、胸がつまったりしながら、毎回リアルタイムで進行していく物語に翻弄されている自分がいました。
こういう記事をNBオンラインのようなサイトで読めること、それが多くの人々に感動を与え反響をよんでいるということを知ると、日本もまだ捨てたもんじゃないな、と思います。
戸邊秀治さんのお米、いつか味わってみたいな〜。
3月2日(日)午前5:30 よりニッポン放送1242 の「菅原文太 日本人の底力」で戸邊秀治さんのインタビュー放送があるそうです。
生態系ゲーム
2月3日の日曜日にOrmondで行われたパーマブリッツに久しぶりに参加して来ました(パーマブリッツの説明はこちらの記事をご参照下さい)。今回は駅から歩いていける場所ということもあり参加者も30名以上と大多数。参加者達はあらかじめデザイナーが用意していたレイアウトに基づき鶏小屋担当や野菜畑担当など5〜6人のグループに分かれて作業につきました。
今回は参加者のためのワークショップや親睦を兼ねた休憩時間のゲームもあって、しばらく参加していないうちにずいぶんと段取りがよくなっているように思いました。
さて、この休憩時間に教わった生態系ゲームがなかなか興味深かったのでご紹介したいと思います。30〜40人くらいでやるのに適したゲームです。
1.全員がそれぞれ好きな位置に立ちます
2.全員が自分の位置から等間隔にいる任意の二人を心の中で選び、常にその二人と等間隔を保つようにします
3.最初に誰か一人だけ別の位置に動きます
4.動いた人を心の中で選んでいた人は、その人と他に選んだもう一人の距離が等間隔になるように位置を調整します
5.位置を調整した人を心の中で選んでいた人は、同じように位置を調整します
6.次から次へと参加者の距離の微調整が続き、全員の距離バランスがとれて動きがとまったところで一段落です
このゲームは地球の生態系バランスの仕組みを体感するのにとても便利です。何か一つの種を動かして生態系のバランスが崩れると、そのバランスを取り戻すために実に多くの別の種が影響をうけます。どの種がどのように影響を受けていくのかはなかなか予測出来ません。しかし自然の力は時間をかけながらも最終的にバランスがとれた状態を見いだすのです。
道具も何も必要のない非常にシンプルなゲームですが、とても示唆に富んでいて子供向けの教育にも適していると思いました。ある程度人数が多い方が面白いと思いますが、10人くらいからでも出来ると思うので興味を持たれた方はぜひ一度試してみて下さい。
つぶつぶ雑穀イベント
1月19日、メルボルン郊外のカフェで開催された雑穀イベントに参加してきました。
「体においしい雑穀料理を食べながら、地球にやさしいトークを楽しむ」という趣旨で、メルボルンで活動する雑穀食堂のメンバーが主催したイベントです。
モナシュ大学講師を務める斎藤敬さんがゲストスピーカーとして招かれ、ご専門の「グリーン・ケミストリー」についてお話を伺いました。
お話から私が大雑把に理解したところによると、新しい学問領域である「グリーン・ケミストリー」とは、環境負荷のかかる廃棄物や副産物を出さないで、エネルギーの無駄を省くことを目的とした生産・製造技術に貢献するような化学ということのようです(学術的な定義は違うかも知れませんが・・・)。
本日CISROとモナシュ大学が木くず、紙くずなど植物由来の廃棄物から代替ガソリンを生成する化学技術を開発したというメディアリリースを出しましたが、これも「グリーン・ケミストリー」の領域です。植物由来の炭素が何万年もかけて石油になる過程を大幅に短縮してしまったわけで、ものすごい省エネになるということです。
さて、レクチャーのあとはおいしい雑穀料理の時間です。
「雑穀と旬野菜のディナー」
ー高きびと玄米ご飯の麻婆丼
ーキヌアと白キクラゲの創作唐揚げ
ー旬野菜と粒ソバのさっぱりサラダ〜和風しょうがドレッシング
ー緑黄色野菜とくるみの木の実味噌和え
「デザート」
ー夏ぶどうのジュレ〜キヌア入り
ー自然素材のラムレーズン・チョコケーキ
オーガニック野菜の素材の味が活かされていてどのお料理もとてもおいしくて大満足。
料理を作ったメンバーの真心が伝わって来て、こちらまでとても優しい気分になれました。
ヒエ、粟、ソバ、高きび、キヌア、アマランサスなどの雑穀は痩せ地や寒冷地でも育つ強靭な生命力を持っており、優れた栄養バランスを持っています。
調理法によってはお肉のような食感が楽しめ、お肉を生産するのに比べると遥かに環境負荷のかからない食糧です。日本の食糧自給力を高める上での潜在的救世主でもあり、これからの環境汚染時代、食糧危機時代を乗り切るために、もっともっと見直されて然るべきものです。
我が家の菜園でもソバが(こぼれ種から勝手に)育っていて今ちょうど花がついているところですが、とにかくその逞しさ、手のかからなさには感動します。
来年はソバの他にアマランサスとかキビも植えてみようかな〜。我が家では、玄米ご飯に混ぜる程度しか雑穀を利用していなかったのですが、もっと食生活に取り入れたいと思ったのでした。
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