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アルカリ性雨?
メルボルンではクリスマス前後の3日間ほどで、100ミリを超す連続降雨を記録しました。何もかもが極端です。池も雨水タンクも満杯になり、もっと水を貯めたいということで雨水タンクの水をお風呂にまで貯め込みました。我が家が貯めた雨水の色はこんな色。汚いです。
たぶん、屋根を走り回るポッサムの糞がいっぱいたまっており、雨が降ると屋根から洗い流されるからじゃないかという結論に・・・。まあ、これで風呂に入るわけではなく、バケツですくってトイレの流し用に使うのですが・・・そこまで頑張って貯めなくても良かったかなという気もします。
ところで、このところ我が菜園の野菜や果物の葉っぱが黄色くなってミネラル不足の兆候が見られはじめ、どうもそれが水やりに雨水タンクを使い始めてからのような気がするので、PHテストキットを買って来て土壌や雨水のPHを調べてみました。もしかしたら酸性雨で酸性になっているのかもと思っていたのですが、結果は逆でアルカリ性に傾いていました。土壌だけでなく雨水までアルカリ性です。どうりでラベンダーだけやたらと元気なわけです。
貧弱な知恵を働かせていろいろと仮説を立ててみました。
■コンクリートである我が家の屋根のタイルからアルカリ分が流出する
■屋根にたまっているポッサムの糞尿(アンモニア)が水に溶けてアルカリ性になる
■海から遠くないので潮風などで屋根に塩が吹き付けられている
しかし、築40年も経っているので現在も屋根がアルカリ性である可能性は低いような気がするし、カラカラに乾燥した糞からアンモニアはとっくに揮発していそうな気もするし、糞の窒素分はどうなるのかとか、疑問も沸いてきます。
とりあえず、土壌のPHがこれ以上あがらないよう相棒が大量に出すオレンジの皮のコンポスト処理に使っている石灰の量を減らすようにして、植物には応急処置として雑草汁(青草液肥)の葉面散布などして様子を見てみることにしました。
ナメクジハバチの天敵
二年前に梨の苗木を植え付けてから、すぐに梨の害虫であるウチイケオウトウハバチ(Caliroa cerasi)の幼虫がどこからともなくやってきて梨の葉をスケルトン状態にしています。幼虫はナメクジのような形状なのでこちらではpear slug とかcherry slugとか言われています(成虫はpear sawflyです)。日本でもオウトウナメクジハバチと呼ぶこともあるようですね。
見つけたらすぐに除去するしか方法がないのかな、と思っていましたが、最近、偶然にもこのナメクジハバチをチューチューと吸っている天敵を発見! 調べてみるとAssassin Bug(サシガメ)の一種であることがわかりました。有り難いことです。
偉大なる食物連鎖
この間、庭をチェックしていると獲物の首根っこに針をさしている吸血鬼のような虫を発見しました。写真を撮ろうとしてカメラを近づけると、獲物を刺したまま持ち上げて飛んでいってしまいました。すごい力です。
この虫、英語ではRobber Fly、和名ではムシヒキアブというそうで、最近我が庭でよく見かけるようになりました。体長は2センチ弱。自分より大きな獲物を空中で捕えるというアクロバットをやってのける飛行能力と筋力に長けた昆虫です。
しかし、ムシヒキアブもSt. Andrew Cross Spiderのクモの巣から逃れることはできなかったようです。その後、ムシヒキアブがぐるぐるとがんじからめになってクモのディナーになっている現場に出くわしてしまいました。このSt. Andrew Cross Spiderはとりわけ大きくて、また美しくもあり、ラベンダーのゆりかごの中で存在感を醸し出していました。この写真の大判はphotolibraryにアップロードしました
ちなみに裏からみるとこんな感じ。あー、この段階でムシヒキアブはもうすっかり丸められちゃって原型を留めてないですね。別に見なくてもいいって?
しかし、この何日か後、クモの巣は破れ、St. Andrew Cross Spiderはどこかへ消えてしまっていました。
クモを食べるクロガオミツスイが食べてしまったものと思われます。
ラベンダーのゆりかご
イタリアン・ラベンダーの花が終わり、現在はフレンチxイングリッシュ・ラベンダーの花が満開となっていて、実に多くの種類の虫達が吸い寄せられるように集まって来ています。特に夕暮れ時は虫達の寝床にもなっているようです。
こちらは我が家の池で孵化した糸とんぼ (Common Blue Damselfly)。カップルみたいですが、両方ともオスです。メスは茶色い地味な色をしています。
こちらはシジミ蝶の一種かな。寝る時には逆さになって休む虫がけっこう多いようです。この写真の大判はphotolibraryにアップロードしました
そしてこちらはオーストラリアのネイティブのミツバチであるBlue Banded Bee (和名はアオスジコシブトハナバチ)。ヨーロッパから移入されたミツバチが多い中で、ネイティブ・ビーが我が庭にやって来てくれるとは嬉しいことです。日中はあまりにもせわしなく飛び回っているのでこのように静止しているショットを撮ることは至難の業ですが夕暮れ時はこの通り。それにしてもこのハチはなんて寝方でしょうか・・・。クリップ状の大顎を使い、ぶら下がって寝ている姿は愛嬌そのものです。
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