ギンモクセイ
今日は相棒から誕生日プレゼントの残りをもらいました。7月の誕生日プレゼントに藤を買おうとおもって園芸店に行ったら、お店の人に「絶対花が咲いている時に花を見てから買った方がいいわよ」と言われて待つことにしたとのこと。今が藤の開花時期なので園芸店に連れて行ってもらいました。でも、私の欲しかったマクロボトリスっていうすごく長い房の品種はなかったので、「そうだ、キンモクセイが欲しい!」って希望を出しました。
キンモクセイのラテン名がOsmanthus某ってことだけは覚えていたので、まずOsmanthusがあるかどうか聞いてみたら置いてある場所に連れて行ってくれました。柊の葉っぱみたいなものとか色々な種類のモクセイがあるなかで、一本だけしか在庫がない一番それっぽいOsmanthus Fragransを早速購入してきました。つぼみを見ただけでは先端以外白いのでキンモクセイというよりはギンモクセイにより近いですね。こちらではスイート・オスマンサスとかスイート・オリーブと呼ばれています。フリージア、ジャスミン、ギンモクセイとフラグラント・ガーデンの住人がまた増えました。匂いをかぐのが楽しみです。
受難の季節
暖かくなってきたのですが、我が家のタマラはなかなか外出できません。というのも鳥達にしっかり目をつけられているから。タマラはちょっとお天気がいいとそーっとパティオに出て、私が苗を育てているミニ温室の中に入り込んで日向ぼっこします。暖かいミニ温室がお気に入りのよう。
でも、うとうとしてきたところでキーキーキーっとけたたましい騒音が・・・。「せっかく気持ちよく寝てるのに〜」
まだちゃんと飛べないヒナを見守っているノイジーマイナの親鳥がめざとくタマラを見つけて執拗に嫌がらせをするのです。タマラがミニ温室の中にいたって容赦しません。左が幼鳥、右が神経質になっている親鳥です。
「何もしてないのに〜」仕方なくまた家の中に入って窓から外を眺めるタマラ。ひなが独り立ちするまでもうちょっとの辛抱だよ。
とり農園さんのペット自慢コンテストに応募してあげたからね。選ばれるかな〜?(今、この地鶏専門店では無添加、抗生物質ゼロのペット用手作りささみジャーキーのモニタープレゼントをしてますよ。)
チューリップ・フェスティバル
ダンデノン丘陵のテスラー・チューリップ・フェスティバルに義母を誘って行ってきました。この日はトルコ祭りの日で、トルコ料理等の屋台が出て音楽もあって賑やかでした。どうしてトルコかというと、オランダにチューリップを伝えたもともとの原産地がトルコだからです。8年もメルボルンにいるのに入場料が高い(14ドル)からという理由で今迄一度も行ったことがなかったのですが、今回は取材を兼ねてるのでまあいいやってことで。ダンデノン丘陵には安い入場料で見られるもっともっと素晴らしい庭園がたくさんあるので、チューリップだけ見るのに14ドルは高いよな〜とオージー感覚なら思うわけです。
で、やっぱり観光客にターゲット絞ってるみたいで、大型バスで来て写真を撮りまくるアジア系の観光客が多かったです。観光客の撮影用に民族衣装を着た子ども達が歩いてました。ただぶらぶら歩くのが仕事・・・。
ここで驚いたのが、ここの土地、がっちがちの粘土質だったことです。見事なテラコッタ色・・・。水はけをよくするためにトラクターで畝をつくってました。ちなみに海の近くの我が家の庭はすぐに乾いてしまう砂質土で今までに何度チューリップを植えても翌年腐ってなくなってしまうのでお店のお姉さんに聞いてみました。そしたら、「理想的なのはやっぱりローム層で、粘土質がいいってことではないのよ。もうホントにここの土には苦労してるんだから。」ってことでした。腐ってしまうのはメルボルンの夏が暑すぎて球根が弱ってしまったところに水をやるのがいけないということで、「ぜったい12月前に掘り起こさないとダメ」と言われました。でもうちの近くのLangwarrenに住んでいる友達は「そのまま植えっぱなしで毎年出て来るよ〜」って言ってたのになぁ・・・。
トルコのコロッケやチーズスティックなどをランチ代わりに食べて、オランダのポッフェルツェスを食べて、可愛らしいクレマチス「Sweet Hart」の鉢を買ってチューリップ祭を後にしました。
その後は、行きつけのハチミツ屋さんでレザーウッドのハチミツを買って、お気に入りのガーデン&ナーセリー「Cloudhill」に立ち寄って帰ってきました。ガーデン三昧の一日でした。
新しいカメラ
多分私以外は誰も気づいてないと思うんだけど、8月から新しいコンパクトデジカメ(Fuji FX-F30)を買ったので前のオリンパスUltrazoom C-700と撮り比べています。新しいデジカメは花モードにすると勝手にマクロになってきれいに撮れます。こちらはフェリシア。
こちらはムスカリ。
でもなんか色が鮮明になるように作り込みすぎてるような気もするんですよねー。どうでしょうか。それと勝手にマクロになるのはいいとして距離の調節をするのにいまいち柔軟性がないような・・・。自然光モード+マクロの方が花モードよりいいかも知れないな〜。花に関してはオリンパスをそのまま使うのもありかも知れないと思う今日この頃です。でも、夜景は新しいデジカメがものすごく良いです。
ディビッド・スズキ講演会ふたたび
NYのテロ事件5周年の9月11日、地元のフランクストン・アート・センターで開かれたデイヴィッド・スズキ博士の講演会に義父母と行ってきました。
デイヴィッド・スズキ博士は今年3月に喜寿を迎え、今回が最後のオーストラリア講演ツアーになるということで、一昨年、昨年に続き、凝りもせず今年も参加しちゃいました。会場は満員で毎度のことながら博士の人気ぶりがうかがえました。
今回のテーマは70歳となった博士が人生を振り返る「自伝」ということで、家族の写真スライドなどを交えて、前回とはひとあじ違う興味深い話を聞くことができました。カナダの日系三世としての生い立ちと戦時中の隔離生活、奨学金獲得による大学進学と研究生活、そして人生の転機となった数々の出来事を絶妙な語りで聞かせてくれました。
レイチェル・カーソンの「沈黙の春」との出会いで人生観がすっかり変わってしまった博士の次なる大きな転機は1970年代後半、TV取材で訪れたカナダのクイーン・シャーロット島で、森林伐採反対を訴える先住民族ハイダ族と出会ったことだったそうです。「森がなくなってしまったらハイダはもうハイダではなくなってしまうんだ」と自然との絆の中にアイデンティティーの根源を見出す先住民族の文化に強い衝撃を受けた博士は、逮捕を恐れながらも反対デモに参加。後に大きな市民運動に発展し、ハイダ族の土地は国立公園に指定されることになります。現在この地では国立公園化を祝福する音楽祭が毎年開催されているそうです。ハイダ族との交流を皮切りに、博士はオーストラリアのアボリジニをはじめ、世界各国のさまざまな先住民族を訪ねて取材する機会を得ます。そして、次の人生のハイライトとも言えるアマゾンのカヤポ族との出会いを迎えます。
アマゾン川のダム建設反対を訴えていたカヤポ族を支援するために博士は資金集めや広報に奔走することになります。この反対キャンペーンでは歌手のスティングが賛同支援したり、カヤポ族の代表が日本を訪問して話題になったので覚えていらっしゃる方も多いと思います。キャンペーンが功を奏して世界銀行はダム建設への融資を断念、カヤポ族の勝利となりました。しかし、博士が親しくしていたカヤポ族の青年に対して「殺してやる」という執拗な脅迫が来るようになり、カナダのブリティッシュ・コロンビアにある博士の自宅に青年一家が6週間身を寄せるというおまけつきでした。カヤポ族の青年は雪が苦手で大変だったようですが、お互いの子ども達はすぐに仲良くなって一緒にソリ遊びを楽しんだりしました。
カヤポ族との交流は博士のお嬢さん達にかなり大きな影響を与えたようです。お嬢さんの1人であるセヴァンちゃんは子ども達の環境保護グループを作って活動するようになります。そして、1992年にリオデジャネイロでアース・サミットが開催されることを知ると、世界を代表する大人達に子どもの声を届けたいと、賛同者と活動資金集めに奮闘し、ついに国際会議で子ども代表としてスピーチすることを許されるのです。そう、あの会議で大人達を感動させた伝説のスピーチをした12歳の少女が、デイヴィッド・スズキ博士のお嬢さんだったのです。まさに「この親にしてこの子あり」って感じで、妙に納得です。
博士は以前の講演の時にも、必ずこの子ども代表スピーチのビデオを紹介して聴衆を感動させてきたのですが、この少女が自分の娘であると言ったことは一度もありませんでした。お嬢さんももう成人して独り立ちされているし、70歳という区切りの年の講演会で聴衆と分かち合ってもいいかなという気持ちになったのでしょうか。セヴァン・カリス=スズキさんについてはナマケモノ倶楽部のサイトにいろいろな日本語記事が掲載されています。
あの伝説のスピーチをした後に「今回の会議の中で最高のスピーチだったよ」と言ってセヴァンさんに握手を求めてきた男性が、なんとアル・ゴア氏だったそうです。ゴア氏はちょうど今、来豪中で昨晩こちらのTVのトークショーにでていました。夜の7時からディビッド・スズキ博士の講演を聴いて、その後9時半からアル・ゴア氏が出演するトークショーを観て・・と、昨晩は刺激続きでした。オーストラリアでは来週からアル・ゴアの話題作「An Inconvenient Truth(不都合な真実)」がいよいよ封切りされます。これは見逃せません!
ディヴィッド・スズキ博士の講演は13日にメルボルン市内のAthenaeum Theatreでも開催される予定です。(チケットは既に売り切れ)
あなたが世界を変える日―12歳の少女が環境サミットで語った伝説のスピーチ
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