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GARDEN NOW


メルボルン郊外の我家の庭をリアルタイムでお伝えしていくコーナーです。
その時節に咲いた花や収穫野菜などのリポートを通して、南半球の季節感を少しでも味わっていただければ幸いです。
オーガニック関連、サステイナビリティー関連のトピックスをお届けする時もあります。
平日のリポートと写真の多くは家にいる相棒の助けを借りています。


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2009-07

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パーマブリッツの記事


このブログでも何度か紹介しているパーマブリッツ。私の周りにいるメルボルン在住の日本人の中にも「いいなぁ、やってみたいな」と実際にパーマブリッツに参加する人が増えて来て、何度か参加した後で自宅でパーマブリッツを近々開催する予定のお宅が2軒ほどあります。

コミュニティ活動としてのパーマブリッツをもっと知ってもらいたいという思いからインディペンデント・メディア「レアリゼ」に「パーマブリッツ – 現代都市に甦る『結(ゆい)』の精神」という記事を寄稿しました。ご興味のある方は覗いてみて下さいね。フィードバック&コメントも励みになるのでよろしくお願いします。



ミニ・スウェイル?


我が家の裏庭は穴だらけ。アトリエ建築にあたって配水管のための深さ1メートルくらいの溝を掘っているからなのです。
誤って落ちないようによく通る場所を木箱でふさいであるので、毎回それをまたがなくてはいけなくてかなり不便。
雨が多くなって来たこの時期、夜のカタツムリ&ナメクジパトロールも欠かせませんので注意が必要です。

さて、うちの裏庭は家から裏隣にむかって勾配が下がっているのですが、畑の保水力アップのためにミニ・スウェイルを作りたいと思っていました。
「スウェイル」はパーマカルチャー用語で滞水溝とでも訳したら良いのでしょうか。斜面を下って流れる雨を少しでも土中に溜め込むことが出来るように等高線に沿って掘った溝渠(こうきょ)のことで、しばしば貯水池と組み合わせて導入されます。排水の方が大切な湿気の多い日本ではピンと来ないかも知れませんが、乾燥地ではなかなか重要。マルチで埋めたりして通路と兼用する場合もあります。

ミニスウェール

せっかく溝を掘るならミニ・スウェイルに出来るように等高線に沿う形で掘ってもらうことにしました。来年畑の土の状態に影響がでるかどうか楽しみです。
アトリエに屋根がかかったので、屋根の上から溝を撮ってもらいました。
アトリエ屋根


生態系ゲーム


2月3日の日曜日にOrmondで行われたパーマブリッツに久しぶりに参加して来ました(パーマブリッツの説明はこちらの記事をご参照下さい)。今回は駅から歩いていける場所ということもあり参加者も30名以上と大多数。参加者達はあらかじめデザイナーが用意していたレイアウトに基づき鶏小屋担当や野菜畑担当など5〜6人のグループに分かれて作業につきました。

オーモンド・パーマブリッツ
オーモンド・パーマブリッツ2

今回は参加者のためのワークショップや親睦を兼ねた休憩時間のゲームもあって、しばらく参加していないうちにずいぶんと段取りがよくなっているように思いました。
さて、この休憩時間に教わった生態系ゲームがなかなか興味深かったのでご紹介したいと思います。30〜40人くらいでやるのに適したゲームです。

1.全員がそれぞれ好きな位置に立ちます
2.全員が自分の位置から等間隔にいる任意の二人を心の中で選び、常にその二人と等間隔を保つようにします
3.最初に誰か一人だけ別の位置に動きます
4.動いた人を心の中で選んでいた人は、その人と他に選んだもう一人の距離が等間隔になるように位置を調整します
5.位置を調整した人を心の中で選んでいた人は、同じように位置を調整します
6.次から次へと参加者の距離の微調整が続き、全員の距離バランスがとれて動きがとまったところで一段落です

このゲームは地球の生態系バランスの仕組みを体感するのにとても便利です。何か一つの種を動かして生態系のバランスが崩れると、そのバランスを取り戻すために実に多くの別の種が影響をうけます。どの種がどのように影響を受けていくのかはなかなか予測出来ません。しかし自然の力は時間をかけながらも最終的にバランスがとれた状態を見いだすのです。

道具も何も必要のない非常にシンプルなゲームですが、とても示唆に富んでいて子供向けの教育にも適していると思いました。ある程度人数が多い方が面白いと思いますが、10人くらいからでも出来ると思うので興味を持たれた方はぜひ一度試してみて下さい。


セシリアさん取材


パーマカルチャー講師であり、メルボルン在住の方には日本語情報誌「Dengon Net」の連載でもおなじみのセシリア・マッコーリーさん。半年ほど前に彼女のベランダ・パーマカルチャーについて取材した記事が、日経BP社のEcomomに本日掲載されました。
オーストラリアのパーマカルチャー
ご興味のある方はご覧下さい。


ホルムグレン・ツアー


今回の一泊旅行の目的はヘップパーン・スプリング在住のディビッド・ホルムグレン宅のハウス&ガーデンツアーに参加すること。メルボルン在住のパーマカルチャーPDCコース同窓生が企画したもので、卒業生5人がそれぞれの同伴者を連れて参加しました。私も相棒を引きずりこんで参加。ハウスツアーで参考になるアイディアがあったとしても、それを元に家を改築するのは私じゃなくて相棒なわけで、相棒に見てもらわないと話になりません。そこで相棒を「釣る」ために結婚記念日を持ち出して一泊旅行とあいなったわけです。結局私一人の自己陶酔ガーデンツアーと化してしまい相棒には「どうせオレはアッシー(死語)なんでしょ・・・」と言われてしまいましたが・・・

Meliodora

ディビッド・ホルムグレンの約1ヘクタールの敷地「Meliodora」は「なんでこの土地選んだのかな〜」と思ってしまうようなちょっと扱いの難しそうな土地でした。Meliodoraについてはバーチャルツアーのできるebookをご本人が制作販売しているのでここではあまり仔細に触れないでおくことにします。興味のある方はHolmgren Design ServicesのHPからebookその他を購入出来ますし、ツアーの予約もできます。次回ツアー日は4月1日(日)です。
Meliodora1

既に知っていることが多かったのでツアー料金の元が取れるほど参考になったとは言い難いのですが、非常に丁寧に説明してくれて質問にも真摯に答えてくれる濃厚なツアーで午後には集中力がなくなってしまうほどでした。特に自分が失敗した点をいろいろ語ってくれたことはとてもありがたかったです。メモ用のノートを持って行けば良かったと後悔しました。
Meliodora3

このぶどうの房の素晴らしいこと。これでも例年より茂ってないそうです。うちのマスカットと大違いだー。
ディビッド・ホルムグレンのインタビューが3月31日(土)6.30PMからABCのGardening Australiaで放映されますのでオーストラリア在住で興味のある方はどうぞ。



パーマブリッツ


昨年4月からメルボルンで始動した「Permablitz」というパーマカルチャーのコミュニティ活動に参加してきました。オーストラリア在住の方は「Backyard Blitz」というTV番組を知ってるかと思いますが、要するに誰かの庭に突撃隊が訪れて大改造しちゃうという趣旨です。パーマカルチャー版ではただの芝生だけの庭とか荒れ放題の庭に不耕起畑、ビオトープ、鶏小屋等を設置して生産的なパーマカルチャー菜園に変えてしまおうというものです。今回は16回目のBlitzで25人くらい参加しました。野菜やハーブの苗の他、パッションフルーツの苗が欲しいということだったので、庭に勝手に生えていたパッションフルーツの苗等を持参して初参加、一緒にパーマカルチャーを勉強した仲間達と再会しました。

Permablitz2

上の写真が改造前、下の写真が完了間際です。いや〜、ここんちはペストプランツのオンパレードで荒れ放題でどうしようかと思いましたよ。一日でホントに終わるのか〜?と思いましたがグループで助け合うとやはり違いますね。
Permablitz1

このPermablitzは誰でも参加出来ます。庭を改造したいけれど誰か手伝ってくれないかな〜、苗とかコンポストとか誰か恵んでくれないかな〜、と思っている人はホストとして招集をかけることも出来ます。まず初めに有志が庭の下見と打ち合わせに来て条件とデザインを吟味し、当日はもっと多くの参加者が各自の庭から提供出来る物を持ち寄って来てくれます。
ホストになる条件は下記の通り
1.どんな活動なのかを把握しコミュニティーに貢献するため事前に三回以上Blitzに参加する
2.参加者が楽しめるよう仕事ばかりじゃなくてお楽しみタイムも設ける
3.次の活動のために多めに植えておく苗の面倒を見てストックを次回につなぐ
4.以後6ヶ月間、活動参加者がフォローアップのため再訪することに同意する
皆が少しずつ持ち寄ってくるものや廃物を利用してリサイクル&リユーズの精神を発揮し、なるべく出費を抑えるような心がけがされています。
久しぶりに大汗を流してげっそりしましたが、助け合い精神、コミュニティ・スピリットの素晴らしさを肌で感じることができてとても有意義な一日でした。
今後の活動予定等詳細を知りたい方はこちらへどうぞ。

お知らせ(オーストラリア限定)


パーマカルチャーの提唱者の一人であるビル・モリソン氏のインタビュー番組が明晩SBSで放映されます。
オーストラリア在住でパーマカルチャーに興味のある方はどうぞ。
Fiday 9 February 2007 8.00pm - AUSTRALIAN BIOGRAPHY (SBS)


パーマカルチャーデザイン資格


1月8日から20日までの2週間、有給をとってパーマカルチャーデザイン資格(PDC)コースを受講してきました。(PDCはパーマカルチャー講師になるための必須資格です。)
我が家でパーマカルチャー式家庭菜園を始めて早7年、あちこちに「ほころび」が出てきたところでデザインを見直す必要があったし、深刻な水不足に直面して雨水資源を最大限に有効活用するデザイン構築を図る上でもPDC受講は良いタイミングでした。生ジュースを毎朝飲むけどマーマレードが大嫌いな相棒が大量に出すオレンジの皮の処理方法とか、現在抱えている問題点を先生に質問して解決の糸口を見つけることもできました。イマイチうまくつながっていなかった部分がわかったのでこれから少しずつ改良していかなければなりませんが、大枠では既にわりと理想的な配置やデザインになっていたのでメジャーなチェンジはしなくてすみそうです。

pdc.jpg

PDC受講の大きな収穫はなんといっても素晴らしい仲間に出会えてネットワークが広がったこと。このブログでもそのうちちょっとずつ報告していきますが、まとまった時間が出来たらPDC受講体験談をパーマカルチャーページのコンテンツに加えようと思っています。でも、まずは庭でやることがいっぱいなのでいつになることやら。



乾燥対策のすぐれもの


ビル・モリソンが世界各地のパーマカルチャー農園を訪ねて歩く「Global Gardener」というビデオを3年くらい前に見てからというもの、私はあるモノをずっと探し続けていました。それはビデオに出て来るインドの農園で乾燥対策用に使われていたテラコッタの水瓶。水をいれた素焼きのポットを乾燥の激しい場所や乾燥に弱い植物の傍に埋めておくと、中の水分が多孔質の素焼きの表面を潤し、土がカラカラに乾燥するのを防いでくれるというもの。蒸発によって失う水分が非常に少なく効果的に土中に水分を補給してくれるのです。「これだ!」と思って、この3年間あちこちの鉢専門店やエクステリアショップに足を運びましたが、ここは素焼きのポットが手頃な値段で入手出来るインドではありません。取っ手などがついてないシンプルなデザインの素焼の水瓶はなかなか見つけられませんでした。たまに「なんとか使えるかも・・」というようなものに出会っても値段が100ドル近くもしてばかばかしくて買えなかったり・・・。よほど自分で作ろうかと思いましたが陶芸教室で作ると高くつくし、裏庭で野焼きは違法だし・・。ということで意外と入手に手こずっていました。しかし相棒が先月ついに見つけてきたのです。しかも1個1ドルで投げ売りしてたものを!

terracottapot1.jpg

さっそく5個試しに買ってきて効果を確認した相棒は、2日後に店に戻って25個買ってきました。その話を聞きつけた義母がお店に行って残り全部を買い占めてきました。形もサイズも私が当初探してたものとはかなりかけ離れていますが、しっかり機能しています。
terracotta pot


パーマカルチャー・シンポジウム


メルボルン郊外のエルサムで行われたパーマカルチャー・シンポジウムに会社を休んで行ってきました。詳細は後でリポートする予定です。


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