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GARDEN NOW


メルボルン郊外の我家の庭をリアルタイムでお伝えしていくコーナーです。
その時節に咲いた花や収穫野菜などのリポートを通して、南半球の季節感を少しでも味わっていただければ幸いです。
オーガニック関連、サステイナビリティー関連のトピックスをお届けする時もあります。
平日のリポートと写真の多くは家にいる相棒の助けを借りています。


2017-07

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トカゲガーデンの来客



毎月最終土曜日はコミュニティーガーデンの共同作業日(Working Bee)です。メンバーで芝刈りや雑草抜きをしていると、誰かが「トカゲガーデン」の木を見上げて珍客が来ているのに気付きました。
Groundswell Community Garden 3

なんと木の上にいたのはTawny Frogmouth (オーストラリアガマグチヨタカ)。しかも4羽も揃って!
さっそく携帯を取り出して写真を撮ったのですが、ピンぼけになってしまったので、夕方に一眼レフを持参して再度来てみたら幸いまだ同じ場所にいました。ちょうど夕日が背景になってしまい最悪の条件でしたが根性で撮りました。
ヨタカ2

ガマグチヨタカ達はまだ眠りから完全に醒めていない状態でほとんど動きませんでしたが、そのうちの一羽はあくびをしたり、
ヨタカ4

私達を警戒してこちらをにらみながらヒーッと低音で鳴いて威嚇したり、
ヨタカ

羽を伸ばしてそろそろ起きる準備をしたりと一番シャッターチャンスを作ってくれました。
ヨタカ5

他の三羽はまだひたすら眠そうでした。
ヨタカ3

前回の作業日ではカナヘビが棲息しているのを発見していたので、エサに惹かれてガマグチヨタカが来るようになったのでしょう。名前に違わぬ「トカゲガーデン」の豊かさに感動したのでした。


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コミュニティーガーデン入会


先月コミュニティーガーデンワークショップに参加した時にコンタクトができたので、皆が集まって一緒に仕事をする毎月最終土曜日にあたる昨日近所のコミュニティガーデンを訪れてきました。私が行った時には二人来ていて、そのうち一人また一人と来て8人のメンバーと知り合うことができました。私が入会したGroundswell Community Gardenは約一年半前に設立された比較的新しいコミュニティガーデンで、家から車で3分、徒歩なら15分の距離にあります。現在は11区画の畑があります。幼稚園のすぐ隣で、幼稚園専用のガーデンもあります。子供達のガーデンはお花の風車やかかしがとても愛らしく和やかな気分になります。

Groundswell Community Garden 4
こちらはバタフライガーデン。蝶々を引き寄せる植物や水場があります。
Groundswell Community Garden 5
そして、こちらはトカゲガーデン。木の下に老木を敷いてトカゲの好む環境を作っています。このコミュニティガーデンには、この他に皆の共有ガーデンや果樹園もあります。20000リットル以上の雨水タンクも設置されているし、ガーデニングツールもいろいろ揃っています。
Groundswell Community Garden 3
空きガーデンが何カ所かあり、家に庭を持っている人も利用OKということだったので2Mx2Mの一区画を割り当ててもらいました。ビニールシートとカーペットに覆われてはいたもののCouch Grassの根が一面にはびこっていました。
Groundswell Community Garden 2
さっそく翌日の今日、相棒をかり出して作業開始。この間習ったWicking Worm Bedを試してみることにしました。
Groundswell Community Garden 7
畑にはアーティチョーク、じゃがいも、ヤーコン、それにCouch Grassの根の侵入を防ぐためにレモングラスを植えました。あとでにんにくも植えようと思います。
Groundswell Community Garden 6
裏庭の畑には頻繁に収穫するものを、コミュニティガーデンには手間がかからず収穫するまで時間がかかる作物を植えて使い分けて行きたいと思います。家の近くにさらにガーデンスペースが得られたのも嬉しいですが、それ以上に嬉しいのはすぐ近所で同じ興味を持つ菜園仲間と交流できること。これからの発展が楽しみです。


究極のみみず育成床


コミュニティーガーデン集会のワークショップで新しいガーデニングテクニック「wicking worm bed」について習ってきました。
Wicking とはろうそくなどの芯の材料のことをいい、ここでは植物の根が床底から水を吸い上げる仕組みを指します。日本語にすれば「底面灌水式みみず育成床」とでもいいましょうか。とにかく水不足のオーストラリアの夏に最小限の水やりで威力を発揮する、しかもリサイクル用品等の安価な材料で導入できるということで、最近こちらの園芸愛好家に注目を浴びているテクニックです。
ワークショップではコンテナガーデンの作り方を習いましたが、露地の育成床も作れます。育成床は貯水用の底床10センチ+培養土20-30センチ=30-40センチの深さが最適です。
1.コンテナには底から10センチのところに何カ所か排水用の穴を空けておきます。貯水機能として穴を覆うくらいまで砂または礫を入れて水平にならします。苗用のプラスチックコンテナを逆さにして代用することもできます。
露地で作る場合は、耐用性のあるプラスティックシートを底に敷きます。
2.灌水用の管をその上に設置します。周りに穴がたくさん開いているホースや有孔管の片側をストッキングとか台拭きのようなもので覆い被せてコンテナの底を横切るように寝かせ、ホースの反対側は水の差し口としてコンテナの表面から出るようにします。
説明だとちょっとわかりにくいのでこちらのサイトの図を参照していただければと思います。ホースの代わりにペットボトルを切ってつなげてもOKです。

ミミズ育成床

3.この段階で水をホースから流してみて底床に均等に流れるか確認します(ワークショップでは試す前に培養土を入れてしまった)。OKであれば培養土を30センチほどいれます。培養土と砂の間にふきんのようなものを敷いて仕切りを作る人もいます。
ミミズ育成床2

5.底のあいたペットボトルなどの容器を土壌に差し込んで、その中にミミズを放します。ミミズが働いてくれるので特に施肥の必要はありません。
ミミズ育成床3

4.苗を植え付けて、ワラなどでマルチングします。後は定期的に水をホースに流し込むだけ。表面が乾いていても土壌の表面からは水やりせず、根の底に直接水が行くようにするのがポイント。ミミズコンポストの液肥を薄めて流してもOK。トマトとかナスとかぐんぐん育つらしいです。

私も来年の夏はぜひこの方式にトライしてみたいと思います。

Wicking Worm Bedの動画(英語)もご参照ください。



コミュニティー・ガーデン集会



今日は近所で開催されたフランクストン市の集会"Growing Our Community Gardens"に参加してきました。とにかくプログラム内容が魅力的だったので、有給休暇をとってでも参加せずにいられなかったのです。

魅力その1 
会場がとても素敵なBrahma Kumaris Retreat Centre
前に一度だけ瞑想に来たことがあるのですが、いつかまた訪れたいと思っていた施設。

魅力その2
Diggers ClubのClive Blazey氏のトーク!

魅力その3
地元のコミュニティー・ガーデンのあり方について提言できる!ネットワークが作れる。
興味があった近所のコミュニティー・ガーデンを運営している人たちに会えるチャンス!

(魅力おまけ)
参加無料。ベジタリアンランチ付き


実際、集会は期待していた以上に素晴らしく、よくオーガナイズされていて収穫大でした。

市議の挨拶後に二人のゲストスピーカーのトークがありました。

Clive Blazey氏はCO2排出量の25-30%は自分で野菜をつくらないことが原因だと言っていました。スーパーで買う野菜には輸送、パッケージ、冷蔵などに膨大なエネルギーが使われています。メルボルンでオフシーズンに売られているガーリックはメキシコから15,000kmものフードマイレージを使って運ばれてくるとのこと。
他にエアルーム品種についてもお話が出たので、種からオーガニックのページに品種数の推移表を追加しました。

もう一人のスピーカーは栄養士のMelanie Voevodinさんで健康的な食生活にかかるコストについてのトーク。少しの手間ひまを惜しまなければ健康的な食事にかかるコストは典型的な現代人の食事に比べてむしろ安くあがるというリサーチ結果を紹介してくれました。

ティータイムをはさんで、いよいよコミュニティーガーデンのディスカッション。
グループに分かれてコミュニティーガーデンの将来的なビジョンとその実現に向けての意見を出し合い、各グループが最終的に選んだ案を発表し合いました。私が属したグループでは、コミュニーティー果樹園、魚の養殖、コミュニティーガーデン同士の交流、学校との連携など様々な案が出され、その後、必要となるリソースや実現可能性を検討して案を絞って行きました。各グループが書き出した案は、ランチタイムに各参加者が閲覧できるように壁に貼られました。各参加者は星マークのシールを5枚もらい、各グループが提示した案の中で特に自分が関与したいと思う活動にシールを貼って人気投票をしました。

ランチはBrahma Kumarisの施設のスタッフが提供してくれたカボチャスープとサラダ。スタッフのおもてなしの心と優しさが伝わってきました。本当にこの施設は優しい空気にあふれています。

commgarden.jpg



ランチ後はワークショップ。コンポスト作りやコンパニオンプランティングなど6つくらいオプションがありましたが、私はWorm Wicking Bedの作り方のワークショップに参加しました。これは最近こちらで野菜造りをしている人たちに注目を浴びている栽培法。リサイクル用品などを利用した安価な材料とみみずを使って、乾燥時に少ない水やりで野菜がぴんぴんと育つのです。これについては次回記事でご紹介したいと思います。
commgarden2.jpg


ワークショップの後のまとめでは、ドアプライズがあったり参加者には野菜の苗がおみやげとして配られました。私も赤チンゲンサイ、カリフラワー、レタスの苗をもらいました♪
最後に皆で一分間の瞑想。参加者達のエネルギーのつながりを感じながら一日が終わったのでした。これからの展開に期待がもてる一日でした。


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