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GARDEN NOW


メルボルン郊外の我家の庭をリアルタイムでお伝えしていくコーナーです。
その時節に咲いた花や収穫野菜などのリポートを通して、南半球の季節感を少しでも味わっていただければ幸いです。
オーガニック関連、サステイナビリティー関連のトピックスをお届けする時もあります。
平日のリポートと写真の多くは家にいる相棒の助けを借りています。


2012-05

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コミュニティガーデン品評会



3月24日の土曜日は、近所のコミュニティガーデンの公開日。
寒くて雨混じりのお天気でしたが、第一回かぼちゃ・ズッキーニ品評会を行いました。

見事優勝に輝いたのは、新メンバーVさんが家族で育てたズッキーニ。

お母さんと子供みたいな姿で大きく育ったところが高ポイントでした。

クック諸島出身のVさんはとにかく明るく笑いを絶やさない女性で、その場にいるだけで周囲が明るくなるタイプ。お正月辺りに入会してまだ間もないにも関わらず、3ヶ月足らずで立派な畑を作ったことも評価されたと思います。

敢闘賞に輝いたのはSさんが育てた丸型のズッキーニ。

目新しさが評価されました。

A氏が育てた巨大カボチャは残念ながら選外。

A氏が昨年育てたカボチャはこれよりももっと大きく色鮮やかでした。そのカボチャこそ実はこのイベントを行なうことになったきっかけでした。

この次はズッキーニが余って困るシーズンにズッキーニ料理デーを開催しようとメンバー達で盛り上がったのでした。

秋の収穫ラッシュ



三月に入ると急に秋らしくなりました。
先日どっと降った雨のおかげで葉野菜の伸びが速い速い!

遅めのスタートを切ったズッキーニやトマトも収穫ラッシュに入りました。

このズッキーニは今年初めて試してみたRonde de Niceというフランスのエアルーム種。
二個くっついてお尻の形になっちゃったご愛嬌の実は、翌朝採りに行くと既に何者かに味見されていました。この噛み跡からするとネズミでしょうか

お次はクリスマスの家族の集まりで義理の姪っ子から苗をもらったトマトとナス。
ずっしりと大ぶりのトマトは地面につきそうなくらいたわわに実っています。
この間の大雨の影響をうけて裂果の兆しがでていますので早めに収穫しなければ…

ナスの英語はeggplantといいますが、名前の由来がよく分かるのがこちらの品種。本当に玉子のよう。
味は、、、タイカレーの具にしてうっかり溶かしてしまったので確認できず…。少なくとも前に育てたオレンジ色のエアルーム種のような苦味やアクはありませんでした。
こちらはバタービーンズ。紫のインゲンが2月の猛暑で打撃を受けて早々に終わりそうな気配だったので、ちょっと遅いかなと思いつつも補充として蒔いたものですが、雨の恩恵を受けてご覧の通り一気に成長しました。

Dig-it!



今日はモーニントンにあるコミュニティーガーデン"Dig-it"の収穫余剰物交換会に行ってきました。以前からこのコミュニティーガーデンのことは聞いていて一度見学に行きたいとは思っていたのですが、ちょうど紫のジャガイモ「サファイヤ」がたくさんとれて食べきれないほどだったので良い機会だと思って持っていきました。
この交換会は毎月第3日曜日の2時から4時まで開催しており、誰でも参加できます(まだ始まって3回目の新しい試みです)。
ガーデンには十人ほどが集まっていてトマトやメロン等それぞれが持ち寄ったものをテーブルに並べていました。
「遠慮しないでテーブルにあるものをどうぞ好きなだけ持っていってちょうだい。無駄にしないための交換会なんだから』と言われ、トマト数個とキュウリ「クリスタルアップル」1個、小さなナシ3個、コリアンダーとメロンの種を1袋ずついただいて帰ってきました 。ちなみに残ってしまった収穫物はホームレス支援センターに寄付されるそうです。
”Dig-it"は2000年にオープンしたコミュニティーガーデンでモーニントン半島ではおそらく一番の古株ではないかと思います。規模も大きく現在約80名が参加、畑も50区あります。このコミュニティーガーデンはVasili's Gardenというメルボルンのガーデニング番組(Channel 31)で取り上げられたり、オープンガーデンスキームにも参加しています。私が参加しているフランクストンのグラウンズウェル・コミュニティーガーデンの立ち上げにも協力してくれた先輩です。
歴史があるだけにソーラーパネルで電力を自給している台所設備、育苗用の温室、ワーキングベンチ等が整っていて羨ましく思いました。これを見てグラウンズウェルもがんばらなきゃっという気持ちになりました。

杏で梅干し作り



今年はアプリコットの出来がとても良かったこともあり、かねてから挑戦してみたかった杏の梅干し作りに挑戦してみることにしました。
青森県南部では梅ではなく「八助」という種類の杏で梅干しを作る伝統があるそうです。
(以下、楽天市場さんより「八助」の苗木と八助の梅干しの画像をお借りしました。)

アンズ 苗 ニュー八助

八助梅(はちすけうめ)




「八助」は杏の品種の中でも甘み、酸味が強く生食にも加工用にも適しているのだとか。この杏を塩漬けして作った梅干しは大振りで肉厚で種も簡単に取れ、人気が高いようです。

我が家のアプリコットは「Oullins Early」というフランスの古い品種(一説には「Moorpark」と同種と言われています)。果実が大きく生食にも加工用にも適しているとのことで、期待は膨らみます。
IMG_0222.jpg

さっそく黄色く色付き始めたばかりの完熟していない実を梅干し用に収穫してみました。一人用の試作なので小さなボウルで漬けられる量です。
DSCF1709.jpg

まずアプリコットをよく洗ってヘタの部分を爪楊枝などでキレイにします。ペーパータオルで水気をよく拭いた後で、アルコール殺菌。(一番安かったウオッカを使用。)
その後、ボウルの中に厚手のビニール袋を入れ、その中に殺菌済みのアプリコットを入れて塩にまぶします。カビが生えやすいヘタの部分は特に念入りに塩をまぶします。塩分控えめにしたかったのですが、素人なので極端な減塩はせず、塩分15%で試してみました。(伝統的な漬け方では18%-20%、最近は10-12%まで減塩したものもあるようですが、家庭ではやはりなかなか難しいのだとか)
DSCF1715.jpg


塩が馴染んだら空気が残らないようにビニール袋を閉じて、重石を載せます。
透明な梅酢がどんどん上がってきます。
と、ここまでは週末の作業で順調だったのですが、当初重石として使っていた水入りのやかんを週の半ばに軽いものに変えて放置しておいたら次の週末にチェックした時に梅酢に浸らず空気に触れていた上の部分にぽつっぽつっと白カビのようなものが....

梅酢は濁っていなかったしカビの粒もすごく小さくヤバそうな色じゃなかったので気を取り直して部分除去し、色つけ開始。
ここで普通は赤紫蘇を漬込むところですが、せっかく我が家にルバーブ(食用ダイオウ)があるのでそれを使ってみることに。きれいな発色になるに違いないという目論見と、杏だけでは梅干しとして物足りないであろう酸味をルバーブで補ってしまえという魂胆です。
酸味を補うにはクエン酸(citric acid)を加えるのが一般的なようですが、ルバーブにはシュウ酸のほか、クエン酸やリンゴ酸も含まれているそうです。下の写真の赤いひも状のものがルバーブの皮です。
重石を変えてから杏が水分を再吸収してしまったのか梅酢の量が心なしか減っている感じがしたので、酸味足しとしてレモン汁も半個分ほど加えてみました。(かなり自己流・・・笑)
IMG_0242.jpg

ここからはクリスマス前の忙しい時期で毎日のようにチェックできないので、カビの再発生を防ぐためにも干せるタイミングがやってくるまで容器に移してそのまま冷蔵庫に入れて放置。(いいのか、こんなにいい加減で・・・笑)

仕事納めも終わって年末年始の休暇に突入した頃にちょうどよく連日のお天気の予報があったので天日干しをしました。日本から通販で買った干し網を物干竿から吊るせば猫にも鳥にも邪魔されません。
IMG_0246.jpg
オーストラリアの陽射しはとても強いので一日中というよりは半日干して塩がふいて来たら家の中に取り込み、夜にまた出して夜露に当てる。次の日、さっと梅酢に通してまた同じことを繰り返す、という感じで干してみました。

そうやって出来た梅干しと梅酢、もとい杏干しと杏酢が以下の写真です。瓶詰めする際に保存がよくなるように少しザラメをまぶしてみました。自己流にいい加減に試作したわりには、かなりそれらしいものが出来ました。
IMG_0251.jpg

試食してみると、これがいい感じ。香りは杏っぽく、触感は梅干しのねちっとした感じと生杏の適度な歯ごたえがミックスされてる感じです。肉厚で種が簡単にとれるのも嬉しい。
IMG_0249.jpg

来年のための改善点はありますが、初の試みとしては大満足。
アプリコットは梅干しもどき以外にも香りの高い杏酒にしたり、種を使って本格的な杏仁豆腐を作ってみたり多種多様な楽しみ方ができます。家庭に一本あると本当に重宝する果樹です。

新年のご挨拶



2011年は涙をたくさんこぼした一年でした。
2012年は笑顔がたくさんこぼれる一年となりますように。
2012 Greeting

昨年もブログを余り更新できずに終わってしまいましたが、それにも関わらずここを訪問して下さった皆様に感謝いたします。

お正月休みの間に2011年を足早に振り返りたいと思います。

1月はクイーンズランド州の記録的な大洪水で始まりました。ブリスベンの川が氾濫し勤務先のブリスベンオフィスも閉鎖。ビクトリア州も大雨が続き、庭は潤ったものの余りの水気・湿気で鉢植えのコニファーが枯死。裏庭のネーブルオレンジもCollar Rot(根元が腐る病気。カンキツ幹腐病?)を起こして枯死。10年育ててきたものだったのでかなりショックでした。
collor rot

2月はエジプト動乱、ニュージーランド大地震で、3月は東日本大震災でテレビとインターネットに釘付けの日々。どれだけの涙を流したかしれません。メルボルンでも様々な募金活動やチャリティーイベントが開催され、私達夫婦もいろいろ参加しました。
また、OZGARDENのHP経由で発生していたアマゾンアフィリエイトのギフト券を掘り出してみたら過去2年分3枚あって合計したら5000円くらいありましたので、それを使用してアマゾンの東日本大震災ほしい物リストに掲載されていたSVA気仙沼事務所が支援する被災地にボリュームタオルケットを3枚送りました。SVAは私がまだ東京で働いていた時分、曹洞宗国際ボランティアという名前だった時に少し関わっていた団体で、タイのスラム街クロントイにあるオフィスに見学旅行にいったこともあります。馴染みのある団体だったのでここを選びました。OZGARDENのHP経由で本を購入して下さった方、ありがとうございました。

3月から5月は恒例となったキノコ穫り。今年はSlippery Jackが大豊作でした。
slippery jack
福島原発事故の影響は、食生活の更なる見直しにもつながりました。普段はなるべく地産地消を心がけているつもりだったのですが、日本食材に限ってはアジア食品店で買った輸入品で埋め尽くされていました。反省。

ということで、まずは冷凍されて売られている納豆パックの購入をやめ、納豆の手作りに初挑戦。11月には庭で穫れたアプリコットを使った梅干し(もどき)作りにも挑戦しました。
納豆
やってみると意外と簡単なんですね。そのうち味噌作りにも挑戦してみたいです。

6月には日本オーガニックガーデン協会の代表である曵地トシさん、曳地義治さん夫妻がまたまた素晴らしい新著を出されました。今回出版された本は、「雑草と楽しむ庭づくりーオーガニック・ガーデン・ハンドブック」。2002年に出版された「オーガニック・ガーデン・ブック―庭からひろがる暮らし・仕事・自然」、2008年に出版された「虫といっしょに庭づくり―オーガニック・ガーデン・ハンドブック」に続く第三弾です。
虫は庭の植物の状態を教えてくれ、雑草は土壌の状態を教えてくれます。オーガニック・ガーデニングを志すものにとって虫と雑草の知識をもっていることはとても大切。この三冊で生態系のバランスを重視するオーガニック・ガーデニングの心を理解できると思います。どの本も大変好評で、第二弾の「虫といっしょに庭づくり」は今年、韓国でも翻訳出版されたそうです。本当によいものはこうやってじわじわと広まっていくのですね。




7月~8月の冬場はよく雨が降りました。鉢植えの二品種接ぎ苗に5年以上経ってはじめてグレープフルーツと文旦(ポメロ)の実を一個ずつつけました。でもグレープフルーツはめちゃくちゃ苦かったです。
grapefruit
今年は買って10年以上経つカフィール・ライム(こぶみかん)もはじめて実をつけています。まだ小指の爪くらいの大きさですが大きくなるのが楽しみです。


9月は仕事が忙しい中、インフルエンザにかかって高熱が下がらず一週間もダウン。それでもベッドの中からリモートアクセスで必死に仕事。10月も仕事が忙しくて首が回らない状態。どこかで充電しないとクリスマスまでもたないほどゾンビになってしまったので11月のメルボルンカップの週に思い立って六日間のタスマニア旅行へ行って心身ともにリフレッシュ。やっぱりタスマニアは素晴らしい。故郷の北海道に帰ったような気分になれるのです。この写真なんて大沼みたいです。
tasmamia
フレシネ国立公園のワイングラスベイ、ホバートに出来た新しい美術館MONA、ヒューオン・リバーの高木の中を歩く空中散歩、カリントンで復元された南半球最古の風車見学など見どころいっぱいで充実したタスマニア旅行でした。

12月に入ってもわりと降雨量が多く、今夏はダムの貯水量が70%まで回復。我が家の庭のフルーツも全体的に出来がよく、庭の手入れをまったくする時間がなかった割には、それほど悲惨な状態にはなりませんでした(パースニップとじゃがいもだらけですが・・・)
タマラと桃

クリスマスプレゼントとしてやってきた猫のタマラも既に8歳。人間の年齢に換算するといつの間にか私達夫婦よりも高齢になっているのでありました。毎年毎年、時の流れが加速しているように感じます。

本年もどうぞOZGARDENを宜しくお願いします。

アーティチョーク大収穫


コミュニティガーデンに植えたアーティチョークが次々とつぼみを付けています。
夫婦二人では食べきれない量だったので、6個のうち半分はコミュニティガーデンの仲間にお裾分けして代わりにニンジンをもらって来ました。
こういうブツブツ交換が気軽にできるところもコミュニティガーデンの魅力です。
それにしても我が家の庭では上手く行かなかったアーティチョークが、場所を変えただけでこんなに変貌を遂げるとは。

ブロッコリ・ロマネスコ


ブロッコリ・ロマネスコを収穫しました。


(携帯からの投稿テストです。)


カナヘビの赤ちゃん


相棒が家の玄関前でクモの巣に引っかかって身動きできなくなっていたカナヘビ(skink)の赤ちゃんを発見、救助しました。
かなへび赤ちゃん1
それにしてもカナヘビまで捕えてしまうクモの糸ってすごい。たしかにこのカナヘビの赤ちゃんは体長3センチくらいで、トンボや蝶よりも小さいくらいですから動けなくなるのもわかります。
かなへび赤ちゃん2
クモの糸を取り除いて救助したカナヘビの赤ちゃんは尻尾の先端が切れて短くなっていましたが、元気に逃げて行きました。
ちなみに成体になると下の写真のようになります。
カナヘビ成体
相棒は先日もカナヘビの別の赤ちゃんを見たそうで明らかに我が家の庭で繁殖している模様。今度はぜひ卵とか孵化するところとか見てみたいものです。

トカゲガーデンの来客



毎月最終土曜日はコミュニティーガーデンの共同作業日(Working Bee)です。メンバーで芝刈りや雑草抜きをしていると、誰かが「トカゲガーデン」の木を見上げて珍客が来ているのに気付きました。
Groundswell Community Garden 3

なんと木の上にいたのはTawny Frogmouth (オーストラリアガマグチヨタカ)。しかも4羽も揃って!
さっそく携帯を取り出して写真を撮ったのですが、ピンぼけになってしまったので、夕方に一眼レフを持参して再度来てみたら幸いまだ同じ場所にいました。ちょうど夕日が背景になってしまい最悪の条件でしたが根性で撮りました。
ヨタカ2

ガマグチヨタカ達はまだ眠りから完全に醒めていない状態でほとんど動きませんでしたが、そのうちの一羽はあくびをしたり、
ヨタカ4

私達を警戒してこちらをにらみながらヒーッと低音で鳴いて威嚇したり、
ヨタカ

羽を伸ばしてそろそろ起きる準備をしたりと一番シャッターチャンスを作ってくれました。
ヨタカ5

他の三羽はまだひたすら眠そうでした。
ヨタカ3

前回の作業日ではカナヘビが棲息しているのを発見していたので、エサに惹かれてガマグチヨタカが来るようになったのでしょう。名前に違わぬ「トカゲガーデン」の豊かさに感動したのでした。


2年間のまとめ


この二年間、余裕がなくてブログをほとんど更新できないうちに2011年になってしまいました。まずはこの間の出来事(というかほとんど更新できなかった言い訳)を以下にまとめたいと思います。こうやって振り返ってみるとガーデニング厄年って感じですが、残しておきたいエピソードや写真もあるのでこれについては追々遡って更新したいと思います。

この間、ブログを見に来て下さった皆様には期待はずれで申し訳ありませんでしたが、今後とも宜しくお願いいたします。去年はトンネルの出口の光が見え始め、最近はやっとトンネルを抜け出た感じになってきましたので今年はもう少し有益な情報をアップできるように頑張りたいと思います。


2009年

■2009年は年初から厳しい熱波、そして史上最悪のブッシュファイヤーに見舞われました。春先に里帰りして夏野菜の準備はほとんどしていなかったので早々に諦めて菜園は秋まで放置していました。

■ ブッシュファイヤーで友達の安否を心配している矢先に家に空き巣が入り、コンピューターと相棒の商売道具を盗まれました。ブログ更新用に撮りためていた写真を含め、バックアップしていなかった3ヶ月分のデータを損失。コンピュータを新調しデータ復旧と新しいソフトに馴れるのに手こずりました。

■泥棒対策に相棒が講じた処置により、裏玄関から裏庭へ出たり前庭と裏庭を行き来するのが非常に不便になり、ストレスがたまりました。しかし最大のストレスはボランティアで育成していたユーカリの苗が病気にかかって次から次へと枯れていったこと。責任感に苛まれ、ついにストレス過多でアトピー性皮膚炎が全開、ガーデニングするのがますます不自由になってしまいました。

■職場の方も世界金融危機の影響で厳しい状況に。6月末をもって多くの馴染みの同僚達が希望退職により職場を去っていきました。居残った私はプチ鬱状態、慢性疲労に悩まされ職場での8時間の他にコンピュータに長時間向かうのがだんだん苦痛に。

■8月末-9月初旬の里帰りで高山、白川郷、上高地を訪れ束の間の息抜き。しかし東京入りしてすぐに気管支炎のような症状がでてきてオーストラリアに戻ってから2ヶ月近くたっても完治せず。熱が出て何日も寝込むことはなかったので豚フルだったのか百日咳だったのか真相はわからずじまいです。とりあえずこの間は人づきあいを自粛してました。

■熱波と干ばつで夏野菜や果実のパフォーマンスが悪かった中でマスカットだけは最高の出来でした。秋、冬は順調に雨量が増えて野菜の中ではニンジンが良い出来でした。

2010年

■1月に歯のベニヤ施術、6月にレーシックによる近視矯正手術、8月には右膝の半月板バケツ柄状断裂を切除する関節鏡手術を受け、まさに体のメンテナンスの年とも呼べる一年でした。レーシック手術後はガーデニング後によく悪化していた眼鏡と接触する部分の肌アレルギーが改善し、膝の手術後はしゃがんで雑草抜きするのも容易になりました。

■3月の記録的な暴風雨&大洪水は節水規制緩和のきっかけとなりました。厳しい規制のステージ3a が4月にステージ3に、そして9月には4年ぶりにステージ2まで緩和されました。これにより週二日早朝の2時間に制限されていた水やりが、隔日の早朝および夜間の各2時間可能となりました。排水再利用などで節水がすっかり習慣化したのでこれからも気を緩めずに節水に務めたいと思います。

■雨に恵まれたおかげで山の幸をぞんぶんに楽しめる味覚の秋となりました。栗拾いでは何年かぶりに大きな栗が穫れ、きのこ狩りにも開眼しました。庭ではリリピリーがたわわに実り、夏にはきゅうり、冬にはカリフラワーとリークが良い出来でした。

■4月に地元の市が主催したコミュニティーガーデンワークショップ参加をきっかけに、近所のコミュニティーガーデンに入会。地元グループが定期開催する種苗交換会にも参加して地元での横のつながりが出来ました。

■5月に福原成雄大阪芸術大教授による造園講座を受講する機会がありました。11月下旬には紅葉が見頃の京都で大河内山荘など素晴らしい庭園を鑑賞しました。我が家の庭にもいつか日本庭園のエッセンスをさりげなく取り入れられたら良いなあと思います。

■11月中旬の日本出張に向けての3ヶ月間は仕事に忙殺されました。週末返上、残業して会社で夕食が半ば常態化し、最後の1ヶ月は120ドルかかるタクシー帰宅も10回を超えるほどに(もちろん会社持ちです)。エコなシンプル生活を送る理想とは逆行する現実に悩みつつも夜遅く一時間半かけて電車で帰宅する危険を侵す根性も体力もありませんでした。この間ノロウィルスのようなウィルス性胃腸炎にかかって一晩中下痢嘔吐にもがいたり、体がガチガチになって日本出張間際に指圧に駆け込んだりもしましたが、無事に大役を果たした後の充足感はなにものにも代え難いものでした。しかし、あのプレッシャーは二度と味わいたくないというのが本音です。

■そんな仕事のプレッシャーが高まっていた9月中旬、二年にわたってボランティアで育てて来たユーカリの苗をやっと植林地に植え付けることができ、肩の荷がひとつ下りました。長くて遠い道のりでした。




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